ほんとのことが知りたいの ほんとのことなんて知りたくはないの

言ったじゃないかを心の中で歌いつつ本屋さんに向かうみょうじょう発売日の朝。このフレーズがわたしの気持ちそのものでした。読みたいけど読みたくない。知りたいけど知らなくていい。(この流れで言うのもあれですけど、ごめんね青春ちょおおお面白いね!)


というわけで今月のみょうじょうのジャニーズWEST神山くんの10000字インタビュー。
なんて言葉にしていいのかわからなかったり、じぶんが書く前にいろんなひとの感想を覗かせてもらったりしてしまって、ますますこんがらがっているけど、わたしもすこしだけ。


なんだろう、やっぱりまっすぐ、そして不器用だなあって。なんだかプライドエベレスト〜ってNEWSの「恋のABO」の1フレーズを思い出したりもして(なんかごごごごめんねそもそもひともちがう)。でもなあ、わたしはそこが好きなんですよ。まっすぐなこと、プライドエベレストなことがマイナスに働くこともきっとあったのかもしれない、でもエベレストなところがかみやまくんの格好良さを形作る大きな要因なんじゃないか、とわたしは思うから。そんなかみやまくんがたとえ4+3だとしてもデビューする、という選択をしたこと。わたしはその事実にありがとうって言いたいです。それだけです。
あとは、ここでは言いたくない!感がいっぱい出ていたなあ…って。やめようと思ったことがない、っていうのももしかしたらきっとちがうのかもしれないな?とか。それがいけないとかではなく、わたしはアイドルのひとの「美学」みたいなものにすごく惹かれるので、かみやまくんの「いまここではこうありたい」ってのが見えるところ、すごく好きです(隠しきれてないとこが不器用なんだけど)全部をさらけ出さないひとがいても、ええじゃないかって。というかほんとのことなんて知りたくはないの〜って歌いながら買いに行ったわたしには、正直言ってこのくらいでよかった(自分勝手)それ以上の事はあと5年後10年後でだいじょうぶですので…今じゃねえよ…


「野心がなかった」という言葉、わたしは「誰かを押しのけてまで前に出たい、デビューしたい」っていう気持ちを野心って表現したのかなあ、ってとらえていて、そういう気持ちがなかったってことなのかなあ、って理解してみました、勝手に。野心という言葉を使うと日本語の意味としては指すところ違うのでは…とも思いつつ。
いや、もしかしたらそういう気持ちが心のどこかにあっても、そういう自分でありたくはないのかなあ、そういう自分だとは言いたくないのかなあ、とか。インタビュー文中にあった、後からグループに入ってきたこたきくんが推される、って気付いても全然嫉妬しなかったって言っちゃうところとかを読んでそれを思いました。


これはインタビューそのものの事とは少しずれるけど、いろんな方の感想を読ませてもらって、彼の今の立ち位置、ここ数年の立ち位置について言及されている方がたくさんいて、あーそれ言っていいんだ、って思った。なぜかわたしがすこしだけ楽になったりもして。そっかまあそうなんだよねえって。
わたしもいつも並び順とか歌割りなんかを気にしても仕方ないと思いつつ気にしてしまうし、今年の少クラのin大阪でひとりだけソロ的見せ場がなかったことはほんっっとにくやしくて、放送後しばらくわたしの心の中のザブングル加藤が「くやしいです!!」って叫び出しそうなのをぎゅうぎゅうに押さえつけていましたし(でもよっぱらうと押さえつけきれなくて言っちゃうんだけど★)、わたしはデビュー前後に好きになったので過去を紐解いていった時に、あ、これもしかして深掘りしすぎない方がいいのかな?と少し思ったりもしたし。でもそんなの本人が一番わかっているんだろうからわたしが口に出しちゃだめだよね、ってこっそり思っていました。でもこれ、今ここで文字にしたんだからもう言わねーし!もーねー、くやしいです!!のひとが出てきそうになっても全力で押さえつけてやるんだから!
というか、そんなことにとらわれるよりも、今のかみやまくんがかっこよくてかっこよくてかっこいいところを楽しんでいきたいと思っています。パフォーマンス一発で全部もってくところに毎回もっていかれていたいのですよ。それがわたしの使命でしょ?くらいに思っているしそれをきっとかみやまくんも望んでいるのでは、と勝手に思ってみたり(しかしもっていかれすぎて現場期間中に盛大にこじらせるパターンな)だからわたしはそういうファンでありたいです。


なんだかまとめるとかみやまくんの美学超かっけーじゃん!(あたまわるい)って感じなんですけど。わたしはかみやまくんの不器用で熱くて一生懸命で夢見がちな少年みたいなところがとってもとっても好きなので、そんなひとがいろいろなものを掴み取っていくのを見てみたいなあ、と改めて思います。そんなこころの熱い真ん中の部分を大事にしながら、いちばん輝ける道をを本人とまわりのおとなたちで作っていってほしいなあ。
たぶんねえ、5年後10年後には全然違う景色を見せてくれる人なんじゃないかなあ、という期待を込めて。
ほらもーやっぱり好きだよ!って。もう何度目かの確認。わたしにとってはそんなインタビューでした。